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Posted by ミリタリーブログ  at 

2010年01月31日

M60 E3 / SACO DEFENCE No.2

今更なTOPのM60の続きです。


 サイトシステムは値段内に押さえる為の苦肉の策だとは思うんですが
非常にチープです。フロントサイトは金属製の一体形成、リアサイトは樹脂製で
両者ともに調整機構は完全にオミットされています。
サードパーティーから非常に出来がよいパーツがリリースされていますが、
構造の問題から製造にコストがかかるので
台湾、香港製で1万円強、プレミアの付いたアサヒに至っては3万と非常に高価です。
換装は最終的なものとなるでしょう。

 ノーマルフィードカバーは樹脂製で、
開けた時に容易にたわむので精神衛生上よくないです。
とっととアングスのフィードカバーに換装しましょう。

 フィードトレイの給弾口は開口していないので
そのままではベルトリンクは装着できません。
ベルトリンクの引っ掛かりを残しつつ開口部を削ると装着できるようになります。
またフィード部は給弾ガイドを含めABS一体形成です。
フィードトレイを実物やアサヒパーツに換装すると見栄えはよくなりますが、
ノーマルの装弾機構を使う限り大幅に装弾数が冷え込みます。

 フィードハンガーはスチール製ですが、銃本体への装着方法が実物と大幅に異なります。
また、寸法も微妙に違うため、LBT(ロンドンブリッジ)のアモポーチなどは
装着時に多少の加工が必要なようです。
またスチールであるが故、
ベルトリンクをジャラジャラとぶら下げていると
薬莢の真鍮や弾頭の銅がクレヨンのように付着しますし、
海岸などで行動した後は錆を吹きます。毎日の手入れは欠かせません。

 ストックはE3以前の「フィッシュテール」ではなく、頭をスッパリと切り落とした形になります。
またサポートワイヤーもオミットされているので、長時間の立射はちょっときついです。
米軍からの払い下げでM60のパーツがよく出てくるので、換装するのもよいでしょう。
ただし、ストックの装着方法が実銃と異なるため、ある程度の加工技術が必要です。


まだまだ続きます。
関連記事: M60 E3 / SACO DEFENCE No.1
  


Posted by はまさん  at 16:20Comments(0)固いモノ

2010年01月24日

某総半島西岸


 大分ポピュラーな場所を中心に回ってきましたが、
駆け足だったのでゆっくり見る時間はありませんでした。


写っている人物は僕の「ザ・ボス」です。
ここら辺は首都圏にありながら土地の新陳代謝がゆっくり目なので、
大規模な遺構がたくさん残っていて面白いですね。
いずれ写真の撮り直しと、こぼした遺構を拾うために再訪するつもりです。

※興味本位での訪問、事故を防止するため、
画像の詳細の回答はいたしかねます。
  


Posted by はまさん  at 22:30Comments(0)戦跡・遺構

2010年01月10日

PRI COMP mount / PRI

「何がPRIだよ! M60やれよオラァァァ!!」


載ってるCOMPはマルイのパチコンですじょ?

 COMPが出始めた頃、海兵隊等で使われていたCOMP用マウントです。
PRECISION REFLEX INC.製。
こういう過渡期的な装備って大好きなんですよね。開発者の苦悩が伝わってきて。


 素材は硬質アルミのようです。刻印は社名と製造番号のみ、漢前ですね。
マルイ電動に装着するためにはかなり思い切った肉抜きが必要。
レールがハンドガード上にあるため、サイトは前方にオフセットされます。
これを使ってCOMPを載せると、ドットサイトというよりも、
フロントサイトを補助的に光らせる機器といった印象に。
 まぁここら辺のサイトの前後に関しては
「後ろのほうが視界が広くなって目標を捕捉しやすい」
とか
「視界が狭くなろうがそもそも銃口が目標向いてりゃ当たる」
とか色んな意見がありますね。
僕も初めは前者だったんですが、最近は後者の考えです。
基本的な射撃姿勢を体に覚えさせればいいだけの話。


COMPを載せるとこれだけ詰まった風景になりますので、
普段からアイアンサイトを使い慣れていない人は絶対に使い難いと思います。
現場での泡沫っぷりはここら辺から来てるんでしょうね。


 ノーマル電動ガンの
「ノーマルM16A2フレーム+A1カービンバレル+CTRストック+マグウェル+PRIマウント」
セットアップの使いやすさは神がかり的です。
地方都市の貧乏警察というイメージ先行で組んだのですが、
ここまで使いやすいと思いませんでした。
主に昼間野戦/CQB突入(ライト装備)に投入しますが、
夜間はサイトピクチャーがゴチャゴチャすぎて使い辛かったりします。  


Posted by はまさん  at 14:36Comments(0)光りモノ(光学)

2010年01月06日

M60 E3 / SACO DEFENCE No.1

 昔から「エアガン購入暦の最後はM60」という感じで
漠然と買うんだろうなーと思っていたんですが、
所属チームからGOサインが出たので購入したTOPのM60E3です。
納入直後にイノカツがリリース、
その後あれよあれよとSTARなんかの安価製品が投入され超涙目。


VFCのフロントサイトとガスシリンダー、
アングスのレールフィードカバーを盛りこむと大分観られる物になる。


 以降ウダウダと「TOPのM60」の話が続きますが、もう既に「過去の遺物」ですので
STARやらA&KやらVFCなんかのM60が欲しい方、ユーザーの方は何の役にも立ちません。
適当に読み飛ばして下さいまし。
TOPのM60ユーザーの方は「あるある」と読んでいただければ幸いです。

外装
 金属部品が多用されており、重量、存在感ともに
文句のつけようがありません。MINIMIなんかオモチャです。
重量と存在感を除くとMINIMIよりは遥かにオモチャ臭いディテールなんですが。
金属部品の一部はスチール製なので、海岸での状況後等錆が浮く場合があります。
マルイの電動ガン以上に油を絶やしてはいけない銃なのです。

 フラッシュハイダーは金属製M14正ネジ仕様ですが、
かなりツヤが出ていてちょっとイメージとは違う感じ。
また激しい戦闘後などはネジが緩んでいる事があるので
ドレンパッキンを仕込んできつく絞め増すなどの措置が必要です。

 ガスシリンダーは樹脂製無塗装、おまけに成型痕が派手に残っている状態です。
バレルにぶら下がっている状態なのであまり重量を増加させるのはよくないんですが
サードパーツで金属製のものが出ているので
リアリティアップを図る場合は塗装か換装となります。

手持ちの画像で最も"素"に近いもの。
質感の残念感がお判りになるだろうか。


 E3の外見上の特徴であるバーティカルフォアグリップですが、
バレル保持の構造上これを掴んで振り回すとバレルを固定しているネジが緩み、
結果としてバレルがブランブランになってくる恐れがあります。
個人的にこれは長く使っていく上でいただけない点なので外してあります。

 バイポッドは可動部への注油を忘れずに行いましょう。
油があるとないとでは可動部のフィーリングが天と地ほど違います。
金属製の割りに耐久性が低いので大事に扱うのが吉です。
また、バイポッド展開のやりにくさから状況中ずっとバイポッドを展開したままにしがちですが、
これもバレル保持の構造上
バレル固定部に取り返しのつかないダメージを与える結果となるので
バイポッド展開は必要最低限に留めましょう。

しかしこのバイポッドを立てて銃を置いているときに
ベルトリンクの重みで銃が左に傾く瞬間が個人的に一番ぐっと来ます。


 バレルは金属製。
ただし、二分割のピース構造で接合はイモネジ、メインブロックへの固定は
メインブロック左右のネジによる圧着で大半の強度を稼いでいるので
一ゲーム位ごとにメインブロックのネジを点検しておかないと
だんだんバレルがグラグラと不思議な動きを見せてきます。
 ところでこのネジ、バレルを支えているくせに
ブロックの素材が悪く、調整時に変な力をかけるとあっさりと変な食い方をして
使い物にならなくなります。要注意。
ここは一発バレルロックのライブ化で強度を増したいもの。
というわけで、バレルロックはダミーです。無理矢理回すと壊れます。

バレルのぐらつきには根本的な解決策はありません。
クリアランスが広すぎるので、構造を一新しないと無理でしょう。
M16系一本バレルに付属しているバレル基部側のワッシャーを4枚ほど噛ませると
それなりに落ち着いてくれますがこれも気休めです。


ちょっと続きます。
関連記事: M60 E3 / SACO DEFENCE No.2

  


Posted by はまさん  at 03:21Comments(2)固いモノ