2016年09月18日
シャトル復活・完
太いのはどうにもなりませんが、シーリングに隙間が空いている分ならどうとでもできます。
天下の三菱アルミテープを使ってな!!!
DIYの血が滾るってやつだぜ!!!
さて、細かい作業が予想されるので、できるだけ一発で決めたいものです。
どのくらいのテープを切り出したらいいのかを計画するため、データを取ってみました。
シリンダ側シーリング内径;16.00mm
シャトル側シーリング外径;12.75mm
Oリング厚;1.9mm
Oリング装着時シャトル外径;14.65mm
ここから導き出されるクリアランス;0.675mm
アルミ箔厚;0.15mm
アルミ箔:クリアランス比;4.5
Oリング嵌合部円周長;40.035mm
ここから導き出されるシールに必要となるアルミテープ長(40.035×4.5)≒200mm
Oリング嵌合部幅;1.8mm
必要なアルミテープ寸法;1.8㎜×200㎜
なんて説得力のある数字達なんだ・・・
中学高校と数学のテストで20点以上取った事のない僕が弾き出した計算だから間違いないです。
かくも人間は具体的な数値に弱いものなのですね(心理学科並感)
さぁ、レッツエンジョイ!
あぁ、エンジョイ&エキサイティングしちゃいました。細かい作業は慎重にあらねば。
できた! これぞ希望の光明!!
燃料用アルコールを使って入念に脱脂した嵌合部にアルミテープを巻きつけていくわけですが、
やはり素材の問題か、アルミテープの接着剤がうまく付かずにスルスルと回ってしまいます。
しかしそんな事は想定の範囲内。テープどうしを接着させ装着完了。
あとは接着剤内に残った空気を押し出すように爪楊枝で均していきます。美しい・・・
素晴らしい。素晴らしいフィット感だ。
見た目は完璧です。いよいよストレステスト。
信管を待機状態にしてガスを装填。
ガス漏れは・・・
なし!
満を持して起爆させましょう。
信管をつまんでガス噴出口から顔を遠ざけ、カウント!
3
2
1
ボン!!
やった・・・やったよ母さん・・・!!
購入初日に吹っ飛ばして早2週間近く。
サイクロンを自分自身の手で復活させることに成功しました。これで実戦投入できる。
しかしやはり起爆系の扱いは銃とは全然違うものですね。
初見でこういったものの構造を推測して解体できる爆発物処理の人達って本当に凄いんだなぁ。
で、
死屍累々と横たわる使用できなかったOリング達の行き場所なんですが・・・
とりあえず11.8㎜×2.4㎜のリングはハイダーのクラッシュワッシャーの代わりに使えるゾ☆