2010年02月14日
ベルクロ貼り
ヘルメットのようなRのきつい物にベルクロを貼ると、
生地が厚いために所々ギャザーができてしまう事があり、なかなか大変です。
そんな時の対処法。
①強力接着剤による力技
二液混合型のエポキシ接着剤などで末端を固めてしまうものです。
硬化以前の接着剤の流動性が高い場合、硬化し始めるまでの管理が必要。
接着後の粘性で強度を稼ぐタイプの接着剤では、
オスベルクロが強いと接着剤が伸びてしまうので注意です。
カッチリ硬化するタイプの接着剤を選びましょう。
②ベルクロ自体の面積を小さくしてしまう
生地が大きいからギャザーが寄ってしまうんだから、
生地自体を小さくしてやれという対処法。
ベルクロを幅1.5cm~2.0cmのテープ状にして、何条かにわけて貼るものです。
ベンチレート等の穴を避けてベルクロを貼るのにも有効。
宇宙飛行士のキャビンスーツのベルクロも、このように何条かに分かれていますが、
あれは着用感と運動性の低下を避けるものだと思います。
何にしろ見た目がかっこいいのでオススメ。ただあまり縞々にするとクドイですね。
あと、画像のようにベルクロの角がベンチレートに接近してしまった場合などは、
何かに引っかかって剥がれてしまわないよう、角を落としておくといいです。
部位によって取り付けるデバイスも様々でしょうから、
実用を考えている方は自分のスタイルに合った貼り方を選択する必要があります。
僕は主に廃線歩きで無理をするためのセットアップとしています。
こういう使い方をする時はE2DLもいいですね。