2015年08月29日
ナイロン染め
結構コンスタントに「ナイロンギア 染める」で検索してヒットしてくる方がいらっしゃるようです。
また小物をちょっと染めたのでHow toを紹介します。
※注意※
染色は同居人との関係を悪化させかねない作業です。
細心の注意を払って作業しましょう。「ミスったから責任取れ」とか知りません。
また小物をちょっと染めたのでHow toを紹介します。
※注意※
染色は同居人との関係を悪化させかねない作業です。
細心の注意を払って作業しましょう。「ミスったから責任取れ」とか知りません。
まず染め粉ですが、ダイロンでもカネボウかどっかの染め粉でも構いませんが
必ず裏に「ナイロン」と明記されているものを用意しましょう。
明記されていないものはまず染まりません。ホームセンターの塗料コーナーの端にあります。
① 染めたくない部品・染まらない部品に注意
ファステックスなどのプラ部品は、ごく稀にナイロン樹脂の場合があり染まってしまいます。
また、ギアは複合素材なので縫製糸・バイアステープなど一部に染まらない部品が含まれています。
② 充分にぬるま湯に浸す
繊維に撥水加工が施されていたり、新品は撥水が効いているので染まりにくいです。
まずは繊維全体に水を行き渡らせるようにぬるま湯に付けます。
繊維の表面張力を弱めるために中性洗剤を数滴たらしてもいいと思います。
③ 塩水を沸騰させる
しっかりしょっぱい塩水を作って沸騰させましょう。
この時鍋で染め粉を溶いても構わないのですが、
鍋が薄緑色になり後で気まずい時間を過ごすことがあります。
④ 染液に漬ける
沸騰した塩水+ぬるま湯+染め粉の液に、ムラができないよう充分に浸してください。
絶対に金属製の桶で作業すること。プラ・陶器の桶は色移りします。
また、かき混ぜる箸にも色が付きます。緑の箸で食べるご飯はそれはそれは気まずいです。
⑤ よくすすぐ
30分くらい漬けこんだら反応は終わりますので、漬け水と流水を駆使してすすぎます。染液はかなりしつこく繊維の奥から出てきます。
すすぎ終わったと思って部屋の中を持ち歩いた時垂れた水に色がついていて、カーペットに落ちると悲惨な事になります。理想はすすぎ場所と乾燥場所が同一のスペース。
●完成
今回は新品ACUがしぶとく染まらなかったので、結局3袋染め粉を使いました。
画像ではそれほど違いが出ていませんが、ACU以外のポーチはもとはタンだったのが
EAGLEのODくらいの色には染まりました。糸が染料をはじく素材だったので染め残しになってポップな仕上がりになってますね。
ACUは新品だからかほとんど染液が浸透せず、最終的にロシアの迷彩パターンみたいなところで落ち着いてますが、端の処理のバイアステープが青から緑に変化しているのは見て取れます。
慣れてしまえば結構簡単ですし、大物なら最悪刷毛塗りでもいけますので
「このポーチTANしかねーじゃねーか! しかもOD次期入荷未定だと!? ぐぬぬ」
とうっかりTANを買ってしまったときにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ちなみにODをTANに戻すのは、一回装備を塩素で炊く作業があるのでお勧めしません。
必ず裏に「ナイロン」と明記されているものを用意しましょう。
明記されていないものはまず染まりません。ホームセンターの塗料コーナーの端にあります。
① 染めたくない部品・染まらない部品に注意
ファステックスなどのプラ部品は、ごく稀にナイロン樹脂の場合があり染まってしまいます。
また、ギアは複合素材なので縫製糸・バイアステープなど一部に染まらない部品が含まれています。
② 充分にぬるま湯に浸す
繊維に撥水加工が施されていたり、新品は撥水が効いているので染まりにくいです。
まずは繊維全体に水を行き渡らせるようにぬるま湯に付けます。
繊維の表面張力を弱めるために中性洗剤を数滴たらしてもいいと思います。
③ 塩水を沸騰させる
しっかりしょっぱい塩水を作って沸騰させましょう。
この時鍋で染め粉を溶いても構わないのですが、
鍋が薄緑色になり後で気まずい時間を過ごすことがあります。
④ 染液に漬ける
沸騰した塩水+ぬるま湯+染め粉の液に、ムラができないよう充分に浸してください。
絶対に金属製の桶で作業すること。プラ・陶器の桶は色移りします。
また、かき混ぜる箸にも色が付きます。緑の箸で食べるご飯はそれはそれは気まずいです。
⑤ よくすすぐ
30分くらい漬けこんだら反応は終わりますので、漬け水と流水を駆使してすすぎます。染液はかなりしつこく繊維の奥から出てきます。
すすぎ終わったと思って部屋の中を持ち歩いた時垂れた水に色がついていて、カーペットに落ちると悲惨な事になります。理想はすすぎ場所と乾燥場所が同一のスペース。
●完成
今回は新品ACUがしぶとく染まらなかったので、結局3袋染め粉を使いました。
画像ではそれほど違いが出ていませんが、ACU以外のポーチはもとはタンだったのが
EAGLEのODくらいの色には染まりました。糸が染料をはじく素材だったので染め残しになってポップな仕上がりになってますね。
ACUは新品だからかほとんど染液が浸透せず、最終的にロシアの迷彩パターンみたいなところで落ち着いてますが、端の処理のバイアステープが青から緑に変化しているのは見て取れます。
慣れてしまえば結構簡単ですし、大物なら最悪刷毛塗りでもいけますので
「このポーチTANしかねーじゃねーか! しかもOD次期入荷未定だと!? ぐぬぬ」
とうっかりTANを買ってしまったときにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ちなみにODをTANに戻すのは、一回装備を塩素で炊く作業があるのでお勧めしません。
PCU LEVEL4/5/7
Modular Leg Rig Panel / TAC-T
S.W.A.T. vest / FRONTIER 91
CP .223 Chest Pouch / EAGLE
GO Bag / S.O.TECH
カフィーヤ
Modular Leg Rig Panel / TAC-T
S.W.A.T. vest / FRONTIER 91
CP .223 Chest Pouch / EAGLE
GO Bag / S.O.TECH
カフィーヤ